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医師は賃貸物件を借りるべきなのか、持ち家を購入するべきなのか?

持ち家を購入すると資産になります。一方、賃貸物件の場合資産にはなりませんが状況に応じた引越しが可能です。医局人事の都合で異動の多い医師の皆様は持ち家のメリットとは何かと考えてしまうのではないでしょうか。
こちらの記事では賃貸と持ち家のメリット、デメリットについて解説いたします。

医師のライフプラン設計

ライフプランに基づいて住宅を選ぶことは、将来のライフスタイルや経済的な安定に影響を与えるため非常に重要です。
例えば、医師が将来的に家庭を持ち子供の教育費用や老後のために貯蓄をする必要がある場合、将来的な収入を考慮して住宅ローンを組んだり、住宅を売却することを考えて物件を選んだりする必要があります。逆に、転勤がある場合や経済的な不安定要素がある場合、賃貸住宅を選ぶことも選択の一つになるでしょう。そのため医師のライフプランを踏まえ将来的な収入や貯蓄、転勤の可能性などを考慮して住宅を選ぶことが重要です。
 

賃貸と持ち家

賃貸または持ち家はどんな人に適しているのでしょうか。

<賃貸が好ましい人の特徴>

・転勤、転属の可能性がある人
・経済的な理由で初期の投資を抑えたい人
・自分で家のメンテナンスをすることに苦手意識がある人
・生活スタイルが変わる可能性がある人

<持ち家が好ましい人の特徴>

・家族がいて長期的な居住を考えている人
・売却を視野にいれて将来的に資産価値が上がることを期待している人
・自分でDIYなどカスタマイズしたいと思っている人
・将来安定的な住居を求めている人

賃貸と持ち家 メリット・デメリットを解説

賃貸のメリット

・自己資金が少なくても住居を確保できる
・引っ越しや修繕費用がオーナー負担なので、予期せぬ出費が発生しない
・常に最新の住宅設備やセキュリティ対策が整っている場合が多い

賃貸のデメリット

・長期的に見れば、賃貸料金の支払いが財産を増やす手段にはならない
・賃貸契約終了後に住居を失うリスクがある
・建物の改装やリフォームが自由にできない

持ち家のメリット

・購入後は住居費が減り、将来的には住宅ローン完済後に財産となる
・建物の改装やリフォームが自由にできる
・将来の子育てや老後の生活など、長期的な計画が立てやすい

持ち家のデメリット

・自己資金が必要で大きな負担になることがある
・引っ越しや修繕費用が自己負担となるため予期せぬ出費が発生することがある
・自己資金がある場合でもローン返済中は住宅購入による負担が大きい

まとめ

医師が賃貸か持ち家かどちらがいいかは、個人のライフスタイルや将来の計画によって異なるため、よく考えて選択をする必要があります。将来的なキャリアや家族構成、ライフプランを考慮し慎重に判断することが重要です。

番外編(持ち家のデメリット)
子供がいる場合、保育園の待機児童が多いこと激戦区に持ち家を購入してしまうと、料金の高い認可外保育園やシッターさんを利用しながら保活を続けなければいけません。それも難しい場合は仕事の量を調節するなどしなければいけないため、そういった点でも引っ越しができる賃貸は強みと言えるでしょう。

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