不動産投資で成功するためには物件選びは非常に重要です。賃貸事業を行うにあたり、買ってはいけない物件や買わないほうが良い物件が存在します。
大切な資産を失わないためにもしっかりと物件選びをしましょう。
ここでは不動産投資において買ってはいけない物件の特徴を紹介します。
買ってはいけない物件の特徴
<入居者ターゲットに需要が低い物件>
賃貸需要が低い物件は将来的な収益性に問題がある可能性があります。過疎地や経済的に衰退している地域では入居者を確保することが難しく、賃料収入が見込めない場合があります。例えば以下の項目に当てはまる物件は避けることが望ましいといえます。
①駅が遠い
②路線の接続が悪い
③生活利便施設(コンビニ・スーパーマーケット・市役所・病院)が周辺にない
<資産価値が下落しやすい物件>
物件価格を抑えるために人気エリアから外れたエリアを選ぶことは将来の入居率が下落する恐れがあるので注意が必要です。
物件の資産価値が下落しやすい特徴を持つ場合は、投資としての魅力が薄れます。例えば、周辺地域の開発予定やインフラ整備の見込みがない場合、将来的な需要や地価の上昇が期待できません。また、建物の老朽化やメンテナンスが困難な物件である場合も資産価値の低下につながる可能性があります。
<新耐震基準を満たしていない物件>
新耐震基準とは地震による建物の倒壊や損壊を最小限に抑えるための基準です。これは建築物の地震への耐性を向上させるために日本など地震が頻繁に発生する地域で定められています。
新耐震基準に適合した物件を選ぶ必要がある理由は以下の通りです。
①安全性の確保:地震は日本を含む多くの地域で発生する自然災害です。新耐震基準に適合した建物は地震時において安全性が確保されているため住民の生命や財産を守ることができます。適切な耐震設計が施された建物は地震の揺れに対して強く、倒壊や損壊のリスクが低くなります。
②長期的な投資価値:将来的な地震リスクに対しても備えているため、長期的な投資価値が高いと言えます。新耐震基準を満たしていない物件は将来的に価値が下落してしまう恐れがあります。
まとめ
以上が不動産投資において買ってはいけない物件の特徴です。不動産の購入は重要な投資判断ですので、将来的な需要や資産価値、安全性を考慮し慎重に検討することが必要です。適切な判断を行うためには専門家の助言や情報収集が役立つでしょう。