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オーナーと入居者「管理費」の違いとは??

不動産を所有・利用する際に必ず発生する「管理費」。投資用物件のオーナーとしても、居住用物件の購入者としても、賃貸の入居者としても、重要な検討ポイントとなります。この記事では、管理費の仕組みと医師が不動産選びで押さえるべきポイントを解説します。

管理費の基本:オーナーと入居者で異なる

管理費は、不動産を適切に維持・管理するために必要不可欠な費用です。ただし、オーナーと入居者では支払う管理費の性質が大きく異なります。それぞれの立場で必要となる管理費について、詳しく見ていきましょう。

オーナーが支払う管理費の種類と内容

1.物件管理費

不動産オーナーが管理会社に支払う物件管理費には、以下のようなサービスが含まれています。

  • 賃貸管理業務(入居者募集、契約手続き、更新管理等)
  • 家賃収納代行と滞納時の対応
  • 入居者からのお問合わせ対応や各種サポート
  • 退去時の原状回復工事や修繕の手配
  • 建物の定期点検と中長期的な修繕計画の策定

▼医師向けのポイント
多忙な医師にとって、自主管理はなかなか難しいことが多いです。信頼できる管理会社に任せることで管理の手間を省くことができます。

2.建物管理費(共用部分の維持費)

マンションやアパートのオーナーとして負担する建物全体の維持・修繕費用です。

▼主な用途

  • エレベーター、共用廊下、駐車場などの清掃とメンテナンス
  • 防犯カメラやオートロックなどのセキュリティ設備の管理
  • 将来の大規模修繕に向けた修繕積立金
  • 管理人やコンシェルジュなどの人件費
  • 共用施設の運営・メンテナンス費

【あわせて読みたい】
賃貸管理と建物管理の違いとは?

入居者が支払う管理費(共益費)について

入居者は毎月の家賃に加えて管理費(共益費)を支払います。

▼主な用途

  • 共用部分の清掃費用
  • エントランスや廊下の照明電気代
  • エレベーターやごみ置き場の維持管理費
  • セキュリティ設備の運営費(オートロック、防犯カメラ等)

適切な管理費設定の重要性

資産価値の維持

適切な管理費の設定と運用は、建物の資産価値を守るために不可欠です。特に医師の方々にとって、将来の資産形成や相続対策として不動産投資を検討する場合、この点は重要です。

入居者満足度の向上

充実した管理体制は入居者の満足度を高め、空室リスクを軽減します。結果として、安定した賃貸収入を確保することができます。

不動産を選ぶ際の管理費チェックポイント

投資用不動産の場合

  • 管理費の水準が収益性に与える影響を確認
  • サブリース契約における管理費の負担割合の確認
  • 管理会社のサービス内容と費用対効果の検討

自宅用マンションの購入時

  • 管理費と修繕積立金の合計額から長期的な負担を試算
  • 管理費が極端に安い物件は、維持管理が不十分な可能性を考慮
  • 管理組合の運営状況と修繕積立金の積立状況を確認

賃貸物件への入居時

  • 家賃と管理費の総額を他物件と比較検討
  • 管理費に含まれるサービス内容の確認(特にセキュリティ面)
  • 管理体制の充実度と管理費の妥当性を評価

医師のための管理費戦略

  • 時間をかけずに運用
    ➡物件管理はフル委託し、費用対効果を重視
  • 投資収益を最大化
    ➡自主管理や複数社の管理会社を比較検討
  • クリニック開業物件
    ➡管理費の透明性が高いビルを選ぶ

    管理費の内訳が明確であれば、ランニングコストの予測がしやすく事業計画がより確かなものになります。

まとめ

オーナーが支払う管理費と、賃借人が支払う管理費は、同じ「管理費」という言葉なので混同してしまいがちです。物件を購入する時と賃貸で借りる時、どの管理費なのか注意しましょう。

特に売買の場合、管理費は単なるコストではなく、不動産の価値を維持・向上させるための重要な投資といえます。医師の皆様が不動産を選ぶ際は、以下の点に注目してみましょう。

  • 物件の規模や設備に見合った適切な管理費が設定されているか
  • 管理費の使途が明確で、効率的な運用がなされているか
  • 長期的な資産価値の維持を見据えた管理計画が存在するか

これらのポイントを押さえることが、将来まで安心して保有・利用できる不動産選びに繋がります。

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